お風呂のリフォームは費用もかかり、何度も何度も行うものではないので、失敗して簡単にやり直せるというものではないですよね。
とはいえ、お風呂リフォームで失敗・後悔してしまうケースもゼロではありません。
そこで、今回はお風呂リフォームの失敗例と失敗しないためのポイントをご紹介します。
まずは、起こりがちなお風呂リフォームの失敗例をご紹介します。
失敗の一つに、浴槽が狭くなってしまった、というケースがあります。
例えば、デザインを重視しすぎてしまい実際に浴槽に入ったら狭かった、オットマンのようになっている凹凸や肘置きなどがあるタイプの浴槽にすることで狭さを感じてしまったというケースがあります。
浴槽の大きさは、横幅によって変わってくるので、家族の中で身長が高い方などを基準に選んでみると良いでしょう。
そしてショールームに行って実際に見てみることで、大きさを確かめることができるので、狭さを感じないか見てみることがおすすめです。
浴室内の色は、カタログで選んだ色と実際にリフォーム後に目で見た色が違ったということや、浴室全体のバランスで考えずに色を決めてしまって浴槽とカウンターで配色が合わなかったということも起こり得ます。
特に、カタログで見ていたイメージとの相違が生じやすいところでもあるので、ショールームで確認することがおすすめです。
また黒系の色でシックな雰囲気にしてみたものの落ち着かなかったというケースもあるので、実際に浴槽でゆっくりしているところをイメージしながら決めてみることもポイントです。
様々な機能をつけて、お風呂の機能性を向上させることができますが、
中には色々な機能をオプションとしてつけたけど実際にはほとんど使っていないというケースも少なくありません。
ジェットバスやミストサウナなど、とても魅力的な機能がありますが、あまり使わないにもかかわらずメンテナンスや掃除の手間がかかってしまうことがあるので、必要な機能をしっかりと検討して決めることが大切です。
浴室のドアが内開きになっていることは多くありますが、内開きだと浴室内で人が倒れたりすると外から開けることができなくなってしまうのです。
浴室内はケガや事故などが起きやすい場所の一つでもあるので、高齢者がいるご家庭などでは内開きのドアは避けておくと安心です。
浴室のドアは、内開きの開き戸、引き戸、折戸がありますが、引き戸は開閉も簡単でスペースも取らないのでおすすめです。
リフォーム業者とのトラブルは、例えば、「見積もりと施工後の請求費用が異なる」「給排水管の施工不良」などが考えられます。
お風呂をはじめとする水回りは解体してみないとわからないことも多く、解体後に発覚した劣化や水漏れなどで追加工事が必要になるといった、やむ得ない事情により費用が発生してしまうこともあります。
ただし、そのような場合でも追加工事の内容・費用は書面に残す、どこにどんな追加工事が必要なのかリフォーム業者からしっかりと説明を受けるということが大切です。
またどのような追加工事が発生する可能性があるのか、ということを事前に確認しておくと良いでしょう。
他にも、リフォーム業者との認識のズレによって、見積もりと実際の請求が違っていたということもあるので、事前に細かいところまで打ち合わせをして、疑問に思うことがあったら工事前に解消しておくようにしましょう。
お風呂リフォームで失敗しないために、ポイントを押さえて計画的に準備を進めることが大切です。
お風呂リフォームに限らずですが、リフォームでは業者選びがポイントの一つです。
業者選びのポイントもご紹介します。
・お風呂リフォームの施工実績があるか
・保証期間、アフターサービスなどがあるか
・見積もりの内容が具体的に書いてあるか
・しっかりと説明をしてくれるか
・要望に沿った提案をしてくれるか
施工実績やサービスの内容は業者のホームページなどを確認しつつ、実際に担当者などに聞いて確認するようにしましょう。
また業者の中には、見積もりをしっかりと提示せず、見積もり内容の説明も曖昧な状態で契約を急がせるようなケースもあるので、丁寧な説明があるかという点がとても大切です。
リフォームで失敗しないためには、どんな目的でリフォームをするのか、どんな浴室にしたいか、といったことを明確にしておくと良いです。
例えば、「お風呂を広くしたい」「バリアフリーにしたい」「掃除がしやすいお風呂にしたい」など、なぜリフォームをするのかという目的に応じた工事をすることで失敗を防げます。
浴室には、最新の魅力的な機能が色々ありますが、魅力的な機能などを取り入れすぎて元々の目的を見失ってしまうと、目的をクリアできないことに加え、予算もオーバーしてしまうなど、後悔につながってしまいます。
また目的が明確になっていると、リフォーム業者もそれに応じた提案をしてくれるので、理想の空間を実現しやすくなります。
浴室は毎日使う場所なので、メンテナンスのしやすさも忘れないようにしましょう。
掃除がしやすいもの、汚れが目立ちにくい色にするといったことを意識すると利便性がアップします。
例えば、抗カビ素材の壁・床、溜まったゴミが捨てやすい排水口、乾きやすい素材の床、水垢がつきにくい鏡や蛇口にするなどです。
また、乾きやすい素材の床にすることはカビの予防というメンテナンスにおけるメリットもありますが、転倒防止ということにおいてもおすすめです。
1日の疲れを癒すお風呂を快適な空間にするためには、事前に情報収集をしておくことやリフォームの目的をクリアできるようなプランを決めていくこと、信頼できる業者を選ぶといったことが大切です。
また実際に商品を決める時にはショールームに行って確認することで、イメージと相違なくリフォームをすることができます。
ボンズビルダーでは、お風呂をはじめ、水回りリフォームの実績が多数ございます。
千葉県を中心に、埼玉県、東京都でお風呂リフォームをお考えの方は、お気軽にご相談ください。
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