「リビングの壁のリフォームって何するの?」と思った方もいらっしゃるかもしれません。イメージしやすいのは、壁を撤去して空間を広くするといったリフォームではないでしょうか。ただ、リビングの壁のリフォームは他にもできることがあるので、今回はどんなことができるのか、またリフォーム時の注意点をご紹介します。
リビングの壁は広い面積を占めるので、リビングの雰囲気を左右するところでもあります。では、リビングの壁リフォームとはどんなことができるのか、ご紹介していきます。
壁を撤去して間取りを変えたり空間を広くしたりすることができます。例えば、子供の成長に伴って使わなくなった部屋があるから壁を撤去して一つの広いスペースにしたり、キッチンとリビングを仕切る壁があることで動線が悪くなっているので壁を撤去して使いやすくしたりといったことができます。
リビングの間取りを変えたい時などには壁を撤去するリフォームはおすすめです。とはいえ、規模が少し大きい工事になるので、工事期間も長くなります。そのため、リフォームをするタイミングや時期など、計画的に進めることが大切です。
壁を撤去するのとは反対に、リフォームで壁を新しく設置することも可能です。壁を作ることによって新たに間取りを増やすことができるので、子供部屋を作りたい時などにおすすめです。リフォームで多いケースとしては、子供が小さい時には一つの空間としていたものの、子供が大きくなったので壁で仕切って独立した子供部屋にすることなどがあります。他にも、家族それぞれが趣味や仕事をする部屋を作ることもできます。
パーテーションなどで空間を仕切るのとは違い、壁があることでより独立した空間になるので、仕事や趣味、勉強など集中して行える空間になります。また予算は少し上がってしまいますが、断熱機能や防音、壁面収納の設置などによってより過ごしやすい部屋にすることができます。
壁を新しく作ることも、間取り変更などが伴うためリフォーム期間・タイミングなどはしっかり検討するようにしましょう。
壁を新しく作ったり撤去したりするよりも、手軽に行えるのが壁紙の貼り替えや塗装です。リフォーム期間も短く、費用も抑えることができます。
壁紙にも様々な素材・種類があるので、壁紙を新しくすることで雰囲気を変えることができます。木質系の壁紙なら温かい雰囲気になり、織物系の壁紙なら素材によって織物の立体感などがあって柔らかい雰囲気にすることができます。
壁の塗装は、ペンキなどだけでなく、漆喰や珪藻土などを塗装することで壁紙にはない質感・雰囲気を作り出すことができます。壁の塗装にも様々な方法・種類があるので、どんな雰囲気の空間にしたいかによって検討すると良いでしょう。
壁のリフォームには注意点もあるのでご紹介します。
これは壁の撤去を行う場合ですが、構造によっては壁を撤去できない場合があります。戸建て住宅の場合もマンションの場合もそれぞれ構造によっては壁を撤去できないことがあります。
そのため、壁を撤去して空間を広くしたいなどの場合には、建物の構造を先に確認しなければなりません。またマンションの場合には、管理規約によってリフォームできる箇所・内容が決まっているので、確認するようにしましょう。
最初にもお伝えしたように、壁は部屋の雰囲気を左右するので、色を決めるときは既存の家具、お家全体の雰囲気など全体のバランスを考えて決めると統一感がある空間にすることができます。
アクセントとして色味や素材を変えることもありますが、あまりにも統一感がないと落ち着かない部屋になってしまいます。壁の色で悩んだ時はSNSやインターネットなどで参考になる部屋を見てみたり、リフォーム業者と相談したりしながら決めるのもおすすめです。
新しく壁を作る場合に忘れないようにしたいのが、照明やコンセントなどです。部屋のどこに設置するのか、コンセントなどはいくつ設置するのかということも忘れずに検討しましょう。
また壁を作って新しい部屋を増やす場合にはドアも必要となります。そのため、照明、コンセント、ドアなど壁を作る以外にも費用がかかるため、その分の予算も必要となることは忘れないようにしておきたいところです。
今回は壁のリフォームでできることと注意点をご紹介しました。壁一つで部屋の雰囲気や間取りを変えることができます。内装リフォームをお考えの方は参考にしてみてくださいね。
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