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こんにちは！ボンズビルダーです。
今回は現場紹介の第9弾です！

今回の現場はマンションのフルリフォーム現場です。施工完了間近の現場なので、これまでの現場に比べて完成形がわかる現場でした！それでは今回の現場の特徴などをご紹介します。

施工完了目前のマンションリフォーム現場！

こちらはマンションのフルリフォーム現場で、造作工事などは完了しもうすぐ施工完了となるところです。
設備の設置はこれからという段階なので、この後キッチンやお風呂、エアコンなどが設置されていきます。




リフォームは完成するまでに、たくさんの人が関わっていますが、実は設備の設置に関しても様々な方の力があってできているのです。というのも、例えばシステムキッチンを組み立てるのはメーカーさんで、配管の接続は設備屋さんが行います。設備屋さんとは、水道屋さんとガス屋さんのことを「設備屋」といいます。そうなると、「電気屋さんは？」と思うかもしれませんが、電気屋さんは「電気屋」といいます。これはきっと業界的な呼び方ですね！
…ということで、設備の設置ひとつとっても、メーカーさんに設備屋さん、それぞれが行ってくれているのです。

元々はエアコンが取り付けられなかったお部屋にエアコンを…！

こちらのマンションでは、全ての部屋にエアコンがなく、また設置しようとしても取り付けられない物件でした。
そこで、全ての部屋にエアコンを設置するために行った工事が先行配管です。先行配管とは床下や天井裏などに配管を通す工事のことで、リフォーム工事の初期段階、大工工事の前に行います。なぜ大工工事などよりも先に行うかというと、床の下などに配管を通すには、大工工事でフローリングなどを張る前でなければできないので、解体工事が終わったら先行配管を行います。

では、そもそもなんでエアコンが設置できない部屋があるの？と思う方もいらっしゃるかもしれません。そこでエアコンが設置されているところをイメージしていただきたいのですが、エアコンは、エアコン本体（室内機）があってベランダなどの屋外に室外機があり、配管が外壁に沿って設置されているようなイメージをされる方が多いと思います。エアコンを設置するにはエアコン本体と室外機をつなぐ必要があるのですが、エアコンと室外機が近くにある場合にはエアコン本体（室内機）と室外機をつなぐ穴が壁に空いてるため、エアコンを設置することができています。

ただ、今回エアコンがなかった部屋には配管を外に出す穴がなく、そして外に出そうと思っても今回のケースでは室外機を外に置く場所がないので取り付けることができませんでした。そのためエアコンを設置するには先行配管によって配管を床の下や壁の中に通す工事を行う必要があるのです。

この先行配管を行ううえでポイントとなるのが、ドレン管の経路・どこを通すか、ということです。ドレン管とは、エアコンから出る水（結露）を排水するための配管です（夏場にエアコンを使用していると室外機の周辺が水で濡れていると思いますが、その水のことをいいます！）。このドレン管がなければ水が排出できないので重要な配管となります。
そしてドレン管は床下や壁の中を通って、浴室や洗濯機、キッチンなど生活排水の配管に接続して排水するのですが、排水させるためには勾配をとる必要があり、ドレン管をうまく通せていないと、排水ができなかったり詰まりの原因にもなるところなのです。そのため、ドレンをどこに逃すのかということがポイントになります。

少し難しい説明になってしまいましたが、簡単にいうとエアコンを取り付けられない部屋に取り付けるための前準備が先行配管です！「エアコンを設置する」と聞くと、なんだか簡単にできそうな気がしますが、実はこうした工事も行われているのです。

まとめ

今回の現場における特徴は先行配管をしたことです。毎年夏は猛暑なので、エアコンがないと過ごせないですよね。今回はエアコンが設置されて、そして物件自体もフルリフォームを行っているので新しくなり、快適に過ごせる住まいになっています。

ボンズビルダーでは千葉県を中心としたエリアでリフォーム工事を承っております。フルリフォームから部分的なリフォームまで、また戸建て住宅もマンションも、リフォーム実績が豊富にございます。リフォームをお考えの方はお気軽にボンズビルダーまでご相談ください。