毎日使うキッチンだからこそ、こだわりたい空間ですよね。
楽しく料理が作れる空間に、誰もが憧れるのではないでしょうか?
かつては料理し、食べるだけの「ダイニングキッチン(DK)」が主流でしたが、近年は家族とのコミュニケーションの場のひとつとした
「リビングダイニングキッチン(LDK)」が人気の間取りとなっています。
キッチンリフォームは、キッチンを交換するだけでなく、リフォームのタイミングで間取りを見直すことで、理想とするキッチン空間にすることが
出来ます。
今回は理想のキッチン空間にするためのプランニング方法をご紹介いたします。
Table of Contents
長く使っているキッチンのリフォーム時期はいつ頃なのか、悩みますよね!
「キッチンが壊れているわけでもないし・・・」「使いにくいけどまだまだ使える!」という状況だと、なかなかリフォームに踏み切れない!
なんて方も多いはずです。
一般的に水栓・ガスコンロ・レンジフードの機器類の交換時期は10年ほど、キッチン本体の交換時期は15年~20年が目安と言われています。
また、機器の寿命だけでなく、家族のライフスタイルに合ったリフォームもひとつのタイミングです。
●家族が増えて食器を洗うのが大変になった
●物が増えて収納に困っている
●キッチン機能を見直し、時短につなげたい
と言った、使い手側のご要望に沿ったリフォームも大変人気です。
壊れてからのキッチンリフォームだと、どうしても「早く直したい!」と時間に追われてしまうので、交換時期が過ぎているのであれば、
下調べから始めるのがいいでしょう。
せっかくのキッチンリフォーム、使いやすく快適な空間となるよう、計画的にリフォームをすることが大切です。
キッチンリフォームする上で、まず今のキッチンの不満なところ、改善したいところをあげてみましょう。
大満足なキッチンにするためにどうすればいいか、必要なリフォーム箇所が見えてきます。
(※ボンズビルダー調べ お客様アンケートより)
不満や改善点をあげたあとは、理想のキッチン空間を思い浮かべましょう。
キッチンには形から機能まで、幅広く選択肢があります。
キッチンを取り付ける位置から、サイズ、間取りを見直すこともできます。
まずはどんな空間にしたいのか、はっきりしておくことが大切です。
キッチンリフォームでは、キッチンの位置を変更することもできます。
レイアウト変更をすることで、今よりも家事動線が良くなったり、広い空間にすることもできるかもしれません。
まずは代表的なレイアウトである、6つの種類(I型、Ⅱ型、L型、U型、アイランド型、ペニンシュラ型)をご紹介します。
デザインや使い勝手もそれぞれ違うので、どのレイアウトにしたいか、よく考え選定しましょう。
※画像 LIXILサイトより
シンク・コンロ・作業台が横一列に並んだキッチンのことを言います。
アルファベットの「I」の形をしているので、I型キッチンと呼ばれています。
取り扱いメーカーも多く、デザインも豊富です。
限られたスペースに設置するなら、I型キッチンがおすすめです。
≪メリット≫
・シンプルなデザインなので費用が安い
≪デメリット≫
・ダイニングに背を向けて作業する
※画像 LIXILサイトより
Ⅱ型キッチンとは、コンロの付いたユニットとシンクが付いたユニットの2つに分かれたキッチンのことで、2つのユニットを平行に並べて配置したキッチンのことを言います。
キッチンが数字の「Ⅱ」の形をしているので、Ⅱ型キッチンと呼ばれています。
ユニットが2つなので、その分収納が多く作業スペースも広く使う事ができます。
≪メリット≫
・間口が狭くても設置できる
≪デメリット≫
・シンクからコンロへ物を運ぶとき床が漏れやすい
※画像 LIXILサイトより
L型キッチンとは、シンク・コンロ・作業台ををアルファベットのL字型に配置したキッチンのことを言います。
壁付けキッチン、対面キッチンのどちらでも設置することができます。
I型と違い、キッチン内での移動距離が短いので、作業動線が良くなると言われています。
≪メリット≫
・作業スペースを広く確保できるので、作業効率が良くなる
≪デメリット≫
・キッチンコーナーがデッドスペースになりやすい
※画像 LIXILサイトより
U型キッチンとは、シンク・コンロ・作業台がコの字型のレイアウトになっているキッチンのことを言います。
シンクやコンロ台が、キッチンの中央を囲むように配置されており、三方向がカウンターで囲まれる状態になるのが特徴です。
U型はサイズが大きく、キッチン自体の価格が高くなりがちです。
≪メリット≫
・作業スペース、収納スペースが十分に確保できる
≪デメリット≫
・コーナーが2箇所になるので、デッドスペースが増える
※画像 LIXILサイトより
アイランドキッチンとは、アイランド(island=島)という言葉の通り、シンクや作業スペースが壁から離れた場所に「島」のように配置されているキッチンのことを言います。
壁や仕切りがないので、開放感があり、広々とした空間として使うことができます。
数人でも作業しやすく、コミュニケーションが取りやすいので、みんなで会話をしながら料理をすることができます。
≪メリット≫
・広いスペースがないと設置することができない
≪デメリット≫
・キッチン周りにさえぎるものがないので、汚れが飛び散りやすい
※画像 LIXILサイトより
ペニンシュラキッチンとは、キッチン本体の左右どちらかが、壁に接している対面式キッチンのことを言います。
ペニンシュラとは半島という意味を持つ言葉で、カウンターが半島のように突き出たレイアウトが特徴です。
≪メリット≫
・どんな間取りでも設置しやすい
≪デメリット≫
・吊戸棚がなく収納が不足しやすい
ライフスタイルに合わせたキッチンリフォームをするために、まずは今のキッチンのサイズを知ることで、どんなリフォームができるか、
どんな商品を選ぶことができるのか、確認することができます。
ショールームやキッチンカタログを見ると、「間口:255㎝(又は2550)」「間口:270㎝(又は2700)」といった表記があります。
これはキッチンを正面に見たときの、幅のサイズ(間口と言います)を示しております。
間取り変更をし、新たな場所へキッチンを設置する際には、欲しいキッチンのサイズ感を把握することが大切です。
リフォーム会社や水廻りショールームに行く際は、寸法を把握していた方がスムーズな選定をすることができますよ。
最新のキッチンには新しい機能が充実しております。
どんなオプションがあるか知っておくことで、より使いやすいキッチンをデザインすることができます。
今回は一部ですが、あると便利なキッチン機能をご紹介いたします。
※画像 ナビッシュ LIXILサイトより
水栓に触れなくてもセンサーに手をかざすだけで吐水/止水ができる水栓です。
汚れた手でも触れずに楽々操作できます。
※画像 スーパークリーンフード TOTOサイトより
撥油コートを施したファンが回転することで、ファンの付着油を軽減。
フード本体は凹凸が少ないので、サッとひとふきでお手入れカンタンです。
各メーカー、換気扇には力を入れているので、比較することをおすすめいたします。
※画像 食洗器 タカラスタンダードサイトより
食洗器なら、手洗いでは不可能な高温のお湯で洗浄できるので、油汚れもキレイに落とします。
高温なので、除菌にも優れた効果を発揮します。
※画像 クリスタルカウンター TOTOサイトより
汚れを放置してもシミになりにくく、簡単なお手入れでキッチンの“きれい”を保ちます。しつこい汚れや擦り傷も磨いて落とせ、クリスタルの美しさが長持ちします。
※画像 きれい除菌水 TOTOサイトより
「きれい除菌水」※1は、水※2に含まれる塩化物イオンを電気分解して作られる除菌成分(次亜塩素酸)を含む水です。薬品や洗剤を使わず、水から作られます。時間がたつともとの水に戻る※3ので環境にやさしいのが特長です。
黄ばみやニオイの原因は菌の分泌物です。「きれい除菌水」で菌の繁殖を抑え、黄ばみやニオイを抑えます。
U型からI型のキッチンへリフォーム。
吊戸もあり、暗い孤立したキッチン空間でしたが、開口を大きく広げ、奥まで光が届くキッチンになりました。
I型からI型キッチンへリフォーム。
キッチン本体の交換と、吊戸を撤去し開口を大きく広げました。
キッチン交換はせず、吊戸の撤去と、開口を大きく広げました。
天井はアクセントクロスにし、低コストでもキッチン空間をおしゃれにデザインすることができました。
キッチンリフォームは、キッチン本体の交換だけではなく、空間全体をデザインしなおすことができます。
料理中は集中したいなんて方は、壁付けのI型に。家族とのコミュニケーションのひとつの場としたい時は、ペニンシュラ型に。
キッチンにも多くの種類がありますので、いろんなスタイルを実現することができます。
自分の理想のキッチンをイメージし、ライフスタイルに合った商品を選定することが大満足なキッチン空間にするためのポイントです。
株式会社ボンズビルダー - 総合リフォーム・リノベーション
建設業許可番号:千葉県知事許可(般-3)第55049号