トイレの清潔感を保つには「壁紙」も大切なポイントです。トイレリフォームの際には、壁紙など内装を一緒にリフォームする方も多いです。ただ、壁紙と一口に言ってもその種類も豊富なので、色やデザインなどを迷ってしまうことも多いはずです。そこで今回は、トイレリフォームにおける壁紙の選び方をご紹介します。
トイレの壁紙の耐用年数は、10〜20年程度です。壁紙に耐用年数なんてあるの?もっと長く使えるのでは?と考えてしまいがちですが、毎日使う場所だからこそ、経年劣化などによって痛んでしまうため交換が必要となります。
トイレの壁紙が劣化する最も大きな原因は、尿が飛び散ることや黒カビです。
尿が飛び散るのは、避けにくいところではありますが、壁紙の黄ばみや臭いの原因になります。長く使用しているうちに掃除をしても臭いが取れないといった場合には、壁紙についた臭いが原因となっていることも多いです。
またトイレは水を使用する場所なので、便器の水を流す時や手洗いをする時に水が飛び散ってしまいます。さらにトイレは一般的に通気性が悪く、湿気がこもりがちです。特にマンションなどはトイレに窓がないことが多いので、湿気がこもりやすくなります。その結果、黒カビが発生しやすくなってしまうのです。
このようにトイレの壁紙は、汚れていないと思っていても意外と汚れているものです。そのため汚れや傷、臭いなどが気になってきたら壁紙の張り替えを検討することがおすすめです。もちろん、汚れなどだけではなく、トイレの雰囲気を変えたい・おしゃれにしたい、といった時にも、壁紙を張り替えることで雰囲気をガラッと変えることもできます。
またトイレの壁紙の耐用年数は10〜20年程度とお伝えしましたが、トイレ本体の耐用年数は10〜15年です。そのため、トイレ本体をリフォームする際に、壁紙を含めた内装のリフォームをする方も多いです。
では、ここからはトイレの壁紙の選び方について、まずは色・デザインに関するポイントをご紹介します。
トイレの壁紙のベースカラーは、ベージュ系や白、淡い水色・ピンク・グレー・グリーンなど、淡い色にすることがおすすめです。そうすることで落ち着きがありつつ、空間を広く見せることができます。また清潔感を感じる空間にもなります。
ただ、白の壁紙はシンプルで空間を明るく見せてくれますが、トイレで使用する場合には汚れが目立ってしまうというデメリットもあります。そのため、少し色のある壁紙がおすすめです。
柄のある壁紙を取り入れたい時には、小さめの柄のものにすることがおすすめです。
壁紙のデザインには大きい柄のものもありますが、面積を狭く見せてしまうため圧迫感を感じやすくなります。小さめの柄のほうが奥行きを感じられる効果があるため、トイレという限られた空間においては、小さい柄が良いでしょう。
壁紙のベースカラーは落ち着いた色がおすすめとお伝えしましたが、とはいえ、濃い色も取り入れたい、大きめの柄も欲しい、もう少し遊び心も取り入れたい、という方も少なくないはずです。
そこでおすすめなのが、アクセントクロスです。アクセントクロスは壁の一面だけ、濃い色や柄のあるデザインを取り入れることをいいます。トイレでは、奥の壁をアクセントクロスにすることで奥行きも感じやすくなります。また壁の一面だけを変えるほかに、腰壁に取り入れることもできます。腰くらいまでの高さの壁に色や柄を取り入れて、それより上側の壁紙は、先ほどご紹介したような淡い色にすることで、落ち着いた雰囲気もありつつ、デザイン性もある空間になります。
トイレの壁紙には様々な機能性が備わっているタイプのものがあるので、それらを選ぶことで汚れがつきにくくなったりお手入れがしやすくなったりします。
おすすめなのは、消臭・防菌・防カビ・撥水コート・汚れ防止・通気性アップ、といった機能がついている壁紙です。あらかじめこういった機能が備わっていることで、臭いを抑えることができたり、カビや汚れを防ぐことができたりするメリットがあります。必要な機能を取り入れることで、お手入れの手間を減らしつつも快適な空間にすることができます。
壁紙を決める時はインターネットなどで見るだけでなく、できるだけサンプルで確認することがおすすめです。色や素材など実際に見て確認することで、イメージと違った…ということを避けることにつながります。
またリフォーム業者と相談をしながら進めることで、色や素材、全体のバランスなどについてアドバイスをもらえたりするので、よりイメージに合う壁紙を選ぶことができるでしょう。
トイレの壁紙を張り替えることで、雰囲気を変えられることはもちろん、機能性のある壁紙を選ぶことで気になる臭いを抑えることができたりお手入れが楽になったりするメリットもあります。
ボンズビルダーでは、トイレリフォームの施工実績が豊富にございます。千葉県を中心としたエリアでトイレリフォームをご検討中の方は、お気軽にボンズビルダーへご相談ください。
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