リフォーム・リノベーション工事が終わると、業者と一緒に竣工検査(工事完了検査)を行い、その後引き渡しとなります。竣工検査は引き渡し前の大切な場面なので、しっかりと確認することが大切です。今回は竣工検査でチェックしておきたいポイントについてご紹介していきます。
竣工検査とは、リフォーム・リノベーション工事が終わった時に不具合などがないか、施工状態を確認する検査のことです。ここでお客様の最終確認が完了次第、引き渡しとなります。この段階でしっかりチェックをしておかないと、後から傷や汚れを見つけたとしてもそれが工事中のものなのか、工事後のものなのか判断が難しくなってしまい、スムーズに修理をしてもらえない可能性などがあります。そのため、竣工検査では、計画通りに工事がなされているか、不備や不具合がないか、細かいところまでしっかりチェックすることが大切なのです。万が一、竣工検査で不具合が見つかった場合には、手直しをしてもらい、その後再度問題がないか確認するようにしましょう。
竣工検査は、お客様の立ち会いのもと、リフォーム会社からお客様に施工内容などについて説明をしながら進めていきます。チェックポイントはこの後ご紹介していきますが、チェックをする際には目で見るだけでなく、触って確認することも大切です。
リフォーム内容(工事箇所)によって詳細のチェックポイントは変わってきますが、まずこの3点は全体を通して確認するようにしましょう。そのうえで、場所別にチェックしておきたいことをご紹介していきます。
・契約通りに工事が行われているか
・設備が正しく動くか
・傷・汚れなどがないか
・指定した色や素材が使われているか
・壁紙にシワや剥がれてる箇所はないか
・床にきしみや床鳴りはないか
壁紙のシワや剥がれなどは大きい面だけでなく、四隅まで確認することが大切です。同じように、床のきしみ・床鳴りも隅のほうまで歩いて確認するようにしましょう。
・取り付けはしっかりしているか
・サイズやデザイン、材料などが指定したものになっているか
・ドアの開閉はスムーズか、開閉方向は間違っていないか
・クローゼットなどの内部は指定通りになっているか
建具はドアやふすまのことで、取り付けがしっかりとされているか、ドアの開閉がスムーズか・開閉方向は間違っていないかというところまで触って確認するようにしましょう。
・スイッチやコンセントの数と位置は間違っていないか
・スイッチのオンオフはできるか・対応機器が作動するか
・設備は契約したものになっているか
・コンセントに電気がきているか
新しく設置した設備は契約したものと品番が合っているか、作動に問題ないかまで確認するとよいです。またテレビや電話などの端子の数・位置なども忘れずに確認しましょう。
・給水・排水に問題がないか
・水漏れはないか
・キッチン・トイレ・お風呂の品番が間違っていないか
システムチッキンやユニットバス、洗面台、トイレなど品番が間違っていないかなどの確認加えて、水回りは実際に水を流したり溜めたりして給水・排水・水漏れなども確認することが大切です。
・塗装の色むらや塗り残し、液垂れなどがないか
・屋根・外壁にヒビ、剥がれ、浮き、反りがないか
・コーキングがしっかりとされているか
外装は、パッと全体を見て確認を済ませてしまいそうになりますが、外装に不備・不具合があると家全体が傷んでしまうので外装も細かく確認することが大切です。
竣工検査で確認をしても中には引き渡し後に不具合が見つかることもあります。
そのような場合は、リフォーム会社に相談することになりますが、その際、工事の保証書・設備の保証書なども改めて確認するようにしましょう。保証書や取扱説明書などの書類はメンテナンス・アフターサービスの時に必要となるので大切に保管しておきましょう。
またアフターサービスはリフォーム会社によって内容が異なるので、依頼したリフォーム会社ではどのようなアフターサービスとなっているかも確認しておくとよいです。
大切な住まいのリフォーム工事なので、竣工検査でしっかりと確認をしたうえで引き渡しを受けることが大切です。
ボンズビルダーでは、リフォーム工事・竣工検査はもちろんですが、お見積もりなどもしっかりと説明をさせていただいております。気になること・不安なことなどございましたら、お気軽にご相談くださいませ。
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