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壁紙を張り替えてリフォームしたい!壁紙の種類と特徴をご紹介

2024.5.29

リフォームで壁紙を新しくする時には、色やデザインはもちろんですが、壁紙の素材も重要ですよね。壁紙の素材によって質感・雰囲気が変わるので、どの素材にするかはしっかり検討したいポイントです。今回は壁紙の種類と特徴についてご紹介します。

壁紙(クロス)の種類

壁紙の種類は大きく分けて6種類です。
それぞれ特徴、メリット・デメリットがあるので、壁紙を選ぶ時には参考にしてみてください。


ビニールクロス

ビニールクロスはほとんどの住宅で使用されている最も一般的な壁紙です。
塩化ビニール樹脂を主原料としたビニールシートに、紙などの加工用シートを裏打ちして作られています。

<ビニールクロスのメリット>
比較的安価でありながらも品質が安定していて、耐久性が高いことが特徴です。
また水を通さないため掃除が楽なこと、湿気が多い場所や油汚れなどが気になる箇所でも使いやすいといえます。カラーやデザインが豊富なこと、消臭・抗菌など機能性が高いものが多いため、幅広い選択肢の中から選べることもメリットです。

<ビニールクロスのデメリット>
接着剤にホルムアルデヒドが含まれるためハウスシックなど、健康面での不安があります。
近年は有害物質を抑える取り組みなどもされていますが、アレルギーの心配がある方は避けておくと安心です。

紙クロス

紙クロスは、欧米の住宅で使用されることが多い壁紙です。
和紙やケナフなどの非木材紙を使用したものなどがあります。

<紙クロスのメリット>
音を吸収して、通気性が良いことがメリットです。そのため、寝室が和室の場合などは紙クロスが向いています。和紙なら柔らかい雰囲気になり、洋紙なら欧米のような住宅の雰囲気にすることもできます。また、健康面や環境にも安心して使えます。

<紙クロスのデメリット>
湿気や温度の変化に弱く、他の壁紙と比べると耐久性が少し低くなります。また時間の経過によって膨張したり収縮したりする可能性があることもデメリットといえます。

布(織物)クロス

布クロスは、麻、木綿などの自然素材から作られているものや、パルプ、レーヨンなどの化学繊維を絡み合わせて作られているタイプがあります。高級感や重厚感がある雰囲気になることが特徴です。

<布クロスのメリット>
破れにくく丈夫で、耐久性が高いことが布クロスのメリットです。また、織り込みや凹凸感の美しさがあり、上品な雰囲気の部屋になります。また通気性が良く、湿気が多ければ余分な湿気を吸収し、部屋が乾燥している場合は水分を放出してくれます。

<布クロスのデメリット>
全体に凹凸があることで上品な雰囲気になる一方で、汚れがつくと落としにくいことがデメリットとなります。また防火性のある商品が少ないため、火を使うキッチンなどには向いていません。

木質クロス

木質系クロスは、天然木やコルクに紙を裏打ちして作られています。木の優しい温もりを感じることができる雰囲気の部屋になるので、落ち着いた雰囲気にしたい時に向いています。

<木質系クロスのメリット>
温かみのある雰囲気にすることができること、また腰壁として取り入れるとおしゃれなカントリー調の部屋にできます。また天然木やコルクは調湿機能があることも特徴です。

<木質系クロスのデメリット>
他の壁紙に比べて費用が高いことがデメリットといえます。また耐水性が低いため、水回りに木質系クロスを使いたい場合には、リフォーム業者に念のため耐水性を確認したうえで使用することがおすすめです。

無機質系クロス

無機質系クロスは、ガラス繊維やセラミックから作られたものや、珪藻土や漆喰などの自然素材の土・石から作られているものがあります。土やモルタルのような見た目なので、ビニールクロスには出せない繊細な質感を出すことができます。

<無機質系クロスのメリット>
不燃性の素材を使用するため、防火性に優れていることがメリットです。また他の壁紙にはない味わいのある質感を出せること、色や材質によってはスタイリッシュな雰囲気にすることもできます。珪藻土のクロスの場合には、調湿性や消臭効果に優れていることもメリットです。

<無機質系クロスのデメリット>
上品・スタイリッシュといった質感を出せることが特徴である一方で、塗装した壁と比べるとどうしても多少安っぽく感じてしまうことがあるかもしれません。また使用できる珪藻土や漆喰の量は限られているため塗装した壁ほどの調湿・消臭効果を期待できないこともあります。

オレフィンクロス

オレフィンクロスは、ポリエチレンやポリプロピレンなどの合成樹脂を主原料に作られていて、ビニールクロスと近い性質を持つ壁紙です。ビニールクロスは原料に塩化ビニールが使用されていて、焼却した時に煙や塩化水素などの有毒性ガスが発生しますが、オレフィンクロスは塩化ビニールを使用していないため、健康・環境に配慮されています。そのためビニールクロスの代替品としても用いられます。

<オレフィンクロスのメリット>
先ほどご紹介したように、有毒性ガスが発生しないので安心して使えるというのはメリットといえます。また、ビニールクロスと同様に汚れに強く耐水性が高いことも特徴で、手垢やホコリが気になる時にも水拭きすれば良いこともメリットです。

<オレフィンクロスのデメリット>
ビニールクロスと比べると値段が高いことがデメリットといえます。機能性やデザイン性の高さなど全体的にデメリットは少ないですが、施工が難しいという点もあるため業者選びはしっかりと検討することが大切です。

まとめ

6種類の壁紙(クロス)をご紹介しましたが、それぞれに特徴やメリット・デメリットがあるので、施工箇所やお部屋の雰囲気などに合わせて取り入れていくことがおすすめです。

ボンズビルダーでは、千葉県を中心としたエリアでリフォーム工事を承っております。壁紙の張り替えを含む内装リフォームや水回りのリフォームなど施工実績多数ございます。リフォームのことはお気軽にご相談ください。

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