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お風呂のドアにも種類がある?ドアの種類と特徴をご紹介

2024.6.28

お風呂をリフォームする時には、「ドア」も検討する箇所の一つです。お風呂のドアは毎日開閉する場所なので、使い勝手も大切です。また水回りなので、汚れが気になってきたり劣化してきたりもします。そこで今回は、お風呂のドアの種類や特徴などをご紹介します。お風呂のリフォームを検討した際には、参考にしてみてくださいね。

お風呂のドアの種類

お風呂のドアには、3つの種類があります。
・開き戸
・折れ戸
・引き戸

ドアならどれも同じ?と思うかもしれませんが、それぞれに特徴があります。また、家族構成や浴室の広さ、予算などもお風呂のドアを選ぶうえでのポイントになります。開き戸・折れ戸・引き戸のメリット・デメリットとドアの選び方のポイントをご紹介していきます。

開き戸のメリット・デメリット



開き戸は、ドアノブを掴んで開閉するタイプで、浴室に限らず住宅の様々な箇所で使用されています。開閉は、お風呂の中に向かってドアを押す、または手前(洗面所側)に引くかのどちらかです。

メリット

・掃除が楽
まず一つ目は、掃除が楽ということです。
折れ戸や引き戸は、レールがあるためレールの溝にホコリや汚れが溜まって掃除が大変になってしまいがちですが、開き戸はシンプルな作りでレールなどはないため掃除が楽というメリットがあります。

・体重をかけて開けられるので開閉しやすい
ドアノブがレバータイプであればお子さんや高齢者の方でも握りやすく、そしてドアノブに体重をかけることでドアが開けやすいというのはメリットの一つです。

・ドアにタオル掛けをつけられる(オプション)
メーカーによってドアにタオル掛けをつけられるため、脱衣所にタオル掛けを別途設置しなくても良いので、スペースがスッキリします。

デメリット

・開閉にスペースが必要
引き戸は、ドアを開く側にスペースが必要となります。そのため、浴室・脱衣所にスペースがない場合は、引き戸にすると空間が狭くなってしまいます。

・浴室で人が倒れた場合、ドアを開けられなくなる可能性
ドアを浴室側に開くタイプの場合、浴室で家族が倒れてしまった時などに、脱衣所側からドアを開けられなくなる可能性があります。

折れ戸のメリット・デメリット



折れ戸は、ドアの中心が縦で半分に折れて、折りたたむようなタイプのドアです。住宅の中では、お風呂の他に、クローゼットの扉は折れ戸であるケースが多いです。

メリット

・少ないスペースでも設置できる
折れ戸の大きなメリットは、開閉に必要なスペースが最小限で良いので、浴室・脱衣所の広さに限りがある場合でも設置できます。またドアを半分に折りたたむため、入り口の広さを保てることもメリットといえます。

・費用を抑えられる可能性もある
折れ戸は、システムバスの標準の仕様であるケースも多く、3つの中では費用を抑えることができます。そのため、できるだけ費用を抑えたい場合には、折れ戸がおすすめです。

デメリット

・壊れやすい
ドア中心の折りたたみの構造部分が壊れやすいことがデメリットといえます。また長く使っていると開閉のしにくさを感じることもあります。

・掃除がしにくい
先ほどの開き戸の逆で、折れ戸はレールがあるためホコリなどが溜まりやすく、掃除がしにくいというデメリットがあります。

引き戸のメリット・デメリット



引き戸は、折れ戸と同じくスライドタイプのドアですが、ドアを折りたたむのではなく襖などのように、横に平行にスライドします。折れ戸と同じスライドタイプでもメリットデメリットは異なります。

メリット

・開閉のためのスペースがいらない
ドアが平行にスライドさせるドアのため、浴室側・脱衣所側のスペースを確保する必要がないことがメリットです。そのため、ドアによる圧迫感がなく、開放感ある浴室となります。

・入り口が広い
引き戸は、開口部分が広いので出入りしやすいこともメリットといえます。そのため、小さいお子さんや介護が必要な方がご家族にいる場合は、入り口を広く確保できる引き戸がおすすめです。

・バリアフリー面で安全性が高い
浴室で人が倒れた場合なども人や物にあたってドアが開かなくなることがありません。また、開閉の動作も楽なので負担が少なく開けられるため、バリアフリーにおいて安全性が高いといえます。

デメリット

・ドアの引き込みスペースが必要
引き戸はドアを平行にスライドさせるため、ドアを引き込むためのスペースが必要です。リフォームですぐにできそうなイメージがあるかもしれませんが、浴室や脱衣所の造りによっては設置できないケースもあるので、リフォーム業者に確認するようにしましょう。

・掃除がしにくい
折れ戸タイプのドアと同様に、レールや溝ができるため、そこにホコリなどが溜まってしまい掃除が大変というのもデメリットです。

・リフォーム費用が高い
開き戸、折れ戸と比べると1番工事費用が高くなります。そのため、予算を抑えてリフォームしたい場合には向いていないといえます。

お風呂のドアを選ぶ時のポイント

それぞれのドアのメリットとデメリットをご紹介しましたが、ドア選びの際に一緒に覚えておきたいポイントもご紹介します。

家族構成やライフスタイル

リフォームを検討する時の理由として、故障や劣化などの他に家族構成やライフスタイルの変化などもあると思います。
ドア選びにおいては、例えば高齢の家族がいる場合には、浴室側に向かって開ける開き戸は避けたり、小さいお子さんがいて家族みんなでお風呂に入ることが多い場合には開閉のしやすさや浴室のスペースが狭くならないようにしたり、またドアを開けた時にぶつかることがないようにすることなどが考えられます。

掃除のしやすさ

ドアといってもやはりお手入れのしやすさは重要なポイントです。また汚れがつきにくいタイプを選ぶこともポイントです。
浴室はカビが発生しやすく、また石鹸カスなどによっても汚れやすい場所です。レールや溝があるとどうしてもそこにホコリなどが溜まりやすいため、定期的に掃除をする必要があります。

またドアのパッキン部分もカビが発生しやすい場所です。最近は、パッキンがないタイプのドアがあったり、カビが発生しにくいパッキンを使用しているものがあったりします。日々行う掃除だからこそ、少しでも手間を省けるととても楽になるので、掃除のしやすさという点でも検討してみることがおすすめです。

まとめ

お風呂のドアには3つの種類がありますが、それぞれに特徴があります。ドアもしっかりと目的に合わせて選ぶことが大切です。

ボンズビルダーでは、千葉県を中心としたエリアでのリフォームを承っております。お風呂のリフォームをはじめ、洗面所、キッチン、トイレといった水回り、リビングなどの内装まで施工実績がございます。リフォームをお考えの方はお気軽にご相談くださいね!

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