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トイレリフォームするならドアは引き戸がいい?メリットデメリットやリフォームのポイント

2023.12.17




トイレリフォームをする時に、内装・ドアも一緒にリフォームを検討する方は多くいらっしゃいます。そんな時、ドアは引き戸が良い、ということを耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。今回は引き戸のメリット・デメリットをお伝えしながらリフォームの際のポイントをご紹介します。

トイレのドアの種類って何があるの?

そもそもトイレのドアにはどんな種類がご紹介します。

トイレのドアは主に3種類です。
・開き戸
・引き戸
・中折れ戸

一般の家庭のトイレのドアは開き戸か引き戸のケースが多いです。
開き戸は気密性・遮音性が高く開閉もしやすいので開き戸が採用されるケースが多いといます。開き戸は外開きと内開きがあり、トイレのドアにおいて以前は内開きのタイプも多くありましたが、内開きはトイレの中で人が倒れてしまった時に外から開けられなくなってしまうといったデメリットなどがあり、現在はトイレの中から廊下側に向かって開ける外開きが多くなっています。

引き戸は、一般の家庭の他にバリアフリータイプのトイレで多く使用されていて、開き戸からさらに便利で安全性が高いのが引き戸です。ドアの開閉時に体を前後に動かす必要がないので車椅子の方や高齢者の方なども使いやすく、ドアでスペースを圧迫しないことも特徴です。

中折れ度は、お風呂の扉などでよく使用されているタイプのドアです。トイレにおいて使用されることもあり、引き戸にしたいけどそこまでは壁の余裕がない場合などにおすすめです。扉によってできてしまうデッドスペースが開き戸の約3分の1程度となり、スペースを有効活用できますが、開閉に少し力がいるので子供などは開けにくいといったデメリットもあります。

トイレのドアは引き戸がいい?メリット・デメリットとは?




引き戸にはメリットもありますが、デメリットもあります。そのため、リフォームをする時にはメリットとデメリットどちらも把握しておくことが大切です。

引き戸のメリット

・ドアの開閉が楽にできる

開き戸はドアを横にスライドさせるだけで、動作が少なく、楽に開閉することができます。例えば、開き戸であればドアを前か後ろに移動させなければいけないので、自分も前後に動く必要があったり、その動作の中でバランスを崩しやすかったりします。

また動作が少ないという点では、全てのケースではないですが、開き戸の場合にはトイレがドアの正面にあることが多いため、トイレに入ってから体を180度回転させなければいけませんが、引き戸はトイレが横向きにあることが多く体を90度動かすだけで座ることができます。

・ソフト開閉機能をつけられる

ソフト開閉機能があると、半自動でドアを閉めることができます。ドアを開閉する負担が減る他、ドアが勢いよくしまって指を挟んでしまう危険などもなく、高齢の方や子供がいる場合には便利な機能といえます。

・デッドスペースが少ない

引き戸はドアを横にスライドするだけなので、トイレの中も外もデッドスペースが少なく、また入り口を広くとることができます。開き戸と比較して開き戸はドアの開閉にスペースが必要なので、その部分はデッドスペースとなりますが、引き戸ならこれまで開閉ペースのために使えなかった場所もインテリアを置くなど活用できます。

またドアが外開きの場合には、廊下などドアの外に人がいた時にぶつかってしまう可能性があり、内開きの場合にはトイレのスリッパがドアに引っかかってしまったりといったことがありますが、引き戸ならそういった心配もありません。

・介護や子育てにおいて使いやすい

介護の際には、車椅子が通れたり介護する人が一緒に通れる広さの入り口でなければいけません。そういった時に、引き戸は入り口が広く段差がないので、安全でスムーズに出入りすることができます。同じように、小さい子供がいる場合には一緒にトイレに入ることができて、ドアが邪魔になることもないので窮屈さも感じにくいといえます。

引き戸のデメリット

・掃除の手間がかかる場合がある

引き戸で扉を壁の中に収納する引き込み戸の場合、戸袋の隙間にホコリなどが溜まってしまい取りづらくなることがあります。床にレールをつけるタイプの引き戸の場合、レールはホコリが溜まりやすい場所のため、掃除機のノズルを付け替えて掃除しなければならないなど、多少の手間が増えてしまいます。

・音や臭い漏れしやすい

引き戸はレールが必ずあるためそこを通じて空気が抜けてしまい、音や臭いが漏れやすいというデメリットがあります。反対に、開き戸の場合は引き戸に比べて気密性・遮音性が高いので、音や臭いは漏れにくいといえます。

・開き戸より費用が高くなる可能性

一般的に、開き戸に比べて引き戸の方が工事費用が高い傾向にあります。そのため、費用面も確認したうえで、検討するようにしましょう。

・間取り次第では設置できない

引き戸は施工するタイプによって、スライドしたドアを収納するスペースが必要になりますが、場合によっては引き戸を収納するスペースが作れずに設置できないことがあります。また、ドアを引き込む側の壁は通常の2分の1程度になるので、お家の耐震性が下がる場合もあります。

トイレのドアを引き戸に変える時に覚えておきたいポイント

トイレのドアを引き戸にすることにはさまざまなメリットがありますが、目的などによっては開き戸などの方が適していることもあります。引き戸がおすすめのケースとしては、小さい子供や高齢の方などが使う場合、ソフト開閉機能をつけたい場合などが挙げられます。引き戸は開き戸に比べて入り口が広くなるので、子育てや介護などにおいて使いやすく、またソフト開閉機能をつけることで半自動でドアを閉めることができて、勢いよくドアが閉まることもないのでドアの開閉の音が静かだったり、指を挟んでしまう心配などがなくなったりするので、子供も安心して使うことができます。

ただ引き戸には先ほどお伝えしたように、音や臭いが漏れやすいというデメリットがあります。そのため、トイレのドアを引き戸にする場合、防音ドアにするなどの工夫をすると良いでしょう。また、トイレ用の擬音装置などを設置することも音漏れ対策になります。

トイレのドアは、開き戸、引き戸、中折れ戸があり、それぞれにメリットやデメリットがあるので、用途や目的に合わせて選ぶようにしましょう。

まとめ

トイレリフォームを行う時には、ドアや壁紙など内装も一緒にリフォームすることも多いと思います。ドアもトイレの利便性に関わってくるところなので、リフォームの際には、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ボンズビルダーでは、千葉県を中心にリフォーム工事を承っております。トイレをはじめ、水回りリフォームの実績が豊富なので、リフォームをお考えの方はお気軽にご相談ください。

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