こんにちは!ボンズビルダーです。
今回は現場紹介の第4弾をお届けします!
今回ご紹介する現場は、マンションのリフォーム前の現地調査です。
リフォーム前には、リフォーム業者による現地調査が行われますが、現地調査と聞いてもどのようなことをするのかイメージがわかない方も多いかと思います。そこで現地調査では、どのようなことを確認しているのかといったことを、代表の仲野が作業している現場からご紹介していきます。
現地調査の主な内容は、リフォーム箇所の寸法の計測やお客様へのヒアリング、リフォームの注意点などを現地で解説・説明します。
寸法の計測は、スケールやL字の差し金、レーザー距離計を使いながら作業をしていきます。
お客様へのヒアリングとは、どこをどうリフォームするか、どんなふうにしたいかということを確認していきます。
そのうえで、リフォームの注意点や付随する工事などをご説明するのですが、お客様の疑問を解消したり、注意点をお話したりするので、長い場合は6.7時間お客様とお話することもあるのです。
では、具体的に現地調査で確認する項目について、今回はいくつかピックアップしてご紹介します。
浴室の現地調査で必ず確認するところは、天井裏です。
天井裏を見てどんなことがわかるのだろう…と思いますが、天井裏を見ると、浴室の広さをどこまで取れるかといったことや換気扇の種類・形状などをチェックすることができます。
浴室の広さは、浴室の内側の壁で寸法を測るのではなく天井裏の寸法を測って、どこまでなら広げられるか、ということを確認します。また換気扇の種類や形状については、換気扇の種類とどういう換気方法を取り入れているかを確認します。換気扇の種類・方法などによって使用できる商品も変わってくるため、必ず確認が必要なところです。
換気扇ということで、三室換気を例にあげて少しご紹介すると、三室換気とはその名の通り、浴室と脱衣所とトイレなど3室の換気をする機種のことで、一つは外に吐き出す排気、残りが吸い上げを行うのですが、ここの配管のつけ方を間違ってしまうと換気口の周りがカビだらけになってしまうことがあります。そのため、現地調査では換気扇の種類に加えて、そういった不備がないかどうかも確認しています。
お風呂を交換する場合は、給湯器も一緒に確認します。
突然ですが、皆さんはお風呂のお湯張りをする時の「湯量」をよく変えますか?
これは多くの人が湯量を変えずに使っていることが多いのではないでしょうか。
なぜこの質問をしたかというお話の前に…給湯器の寿命は10年〜長くて20年です。
そうなると長くて20年間湯量を変えないでお風呂を沸かしていることになります。実はそうすると、給湯器も機械なので変なクセがついてしまうのです。その状態で浴槽(ユニットバス)を交換すると、最近の浴槽は以前よりも大きくなっている=お湯のリッター数も増えているので、浴槽だけ新しくして急に湯量を変えた場合に給湯器が誤作動を起こして故障してしまうことがあるのです。
そして給湯器は基本的に冬に壊れること、またその前兆はほぼなく突然壊れてしまいます。冬に壊れる原因としては、給湯器は外についているので冬にお湯を沸かす時はマンパワーを使って動くためです。ただ冬に給湯器が壊れてしまうとお湯が一切出なくなってしまうので、生活に支障が出てしまいますよね。そのため、そうなる前に計画的に交換をすることが大切で、もし10年を超えているならお風呂を変えるタイミングで交換することがおすすめです。
これは室内のドアを交換する場合において、というお話になりますが、
ドアを交換する場合に寸法を測ることはもちろんですが、もう一つお客様にお話する大切なポイントがあります。
それは、ドアを交換する場合には、ドアに付随する箇所のリフォームも必要になるケースが多いということです。
ドアを交換するといってもドアは、天井・壁・床と様々な面と接触しているため、ドアの交換時に必ずといっていいほどそれらの箇所も影響を受けてしまいます。室内のドアの交換と聞くと、簡単にドアだけ変えることができそうなイメージですが、実はそうではなく、全く他の箇所を触らずにドアのみを交換するリフォームは大変難しいのです。
そのため現地調査では、実際の現場をみて寸法を測って…ということだけでなく、お客様がリフォームをしたい箇所を一つひとつ確認していきながら、その箇所をリフォームする際に他に付随してリフォームが必要となる箇所があるかどうかということや注意点などをお伝えしています。
ちなみにこちらの写真は、仲野が図などを描きながら色々ポイントを教えてくれました。
現地調査がお客様にとってチャンスとはどういうことかというと、実際にリフォーム箇所を見ながら、リフォーム業者の方に色々なことを確認して聞くことができるからです。
先ほどの室内のドア交換の例もそうですが、リフォーム工事では、1箇所を工事するといってもそれに付随する工事が必要なケースがけっこう多くあります。ただ、こういったことは実際にお家の状態やリフォーム箇所をみた業者にしかわからないことが多いです。そのため、どこをどうリフォームしたいか、実際のリフォームではどんな工事が発生する可能性があるのかといったことを、確認しながら一緒に打ち合わせができるという意味で、とても大切な時間です。
現地調査でしっかりと細かいところまで確認をして、疑問や不安がない状態でリフォームをすることで失敗がなく、納得感のあるリフォームにつながっていくので、皆さんも現地調査はチャンスだと思って、リフォーム業者に色々聞いてみることがおすすめです!
ということで今回は、現地調査の現場から、現地調査とはどのようなことをするのか、また確認したいポイントをご紹介しました。
ボンズビルダーでは現地調査の段階からしっかりとお客様に説明などをさせていただきながら進めていくので、気になることなどがあればお気軽にお声がけください。千葉県、埼玉県、東京都エリアでリフォームをお考えの方はお気軽にお問い合わせくださいませ。
株式会社ボンズビルダー - 総合リフォーム・リノベーション
建設業許可番号:千葉県知事許可(般-3)第55049号